「患者・家族・医療者のコミュニケーション」

パンダさん その2

今年のパールリボンキャラバンの日程もお届けさせていただきましたが、

昨年のパールリボンキャラバン2018で講演された記録です。

患者と家族のコミュニケーション 

前回の続きです

手術を受けることや、どの病院で治療を受けるか決めてから話をしました。

夫は「誰の話?タバコも吸わないのに」と言って絶句していました。

 

入院の日は手術の前日でした。

主治医から手術について説明を受けるときに初めて主治医にお会いしたということで、私は大変緊張していました。

「手術はカメラで行う予定でしたが、あなたの肺はやりにくいので開胸術になります」と説明され、主治医と初めて会った日が手術の前日で、痛みに弱いので心配で、予定より仕事復帰が遅れるのではないかと不安がどんどん強くなって、恐怖と緊張で一睡もできずに手術室に行きました。

そして、患者にとっては主治医が一番大事だなと思いました。

言葉は悪いですが、もしも主治医が変な人だったら本当に困る!と思いました。

手術の後、集中治療室で当直の看護師がしばらく手を握ってそばにいてくれていました。

もうその手の温かみ、ぬくもりがものすごく体が楽になる感じで、ずっと緊張していたので本当に癒しだなと思いました。感謝しています。

また、皆様も痛みやしびれについて、数字で聞かれたことがあるのではないかと思います。

私は、とにかく痛かったので、10以上ですと答えていましたが、辛さや気持ちも入ってしまうので、なかなか痛みを数字で表すというのは難しいものだなと感じました。

本当に皆さまのご苦労もよくわかりました。

退院した後、自宅療養中は、だんだん体の左側が固く感じて、自分の体ではないように感じて、痛みやしびれが強くなっていきました。

衣類が肌に触れるだけでじりじりした痛みが強く、立っているのが一番楽でした。

他の人は一体どのように過ごしているのだろうかと思いました。

退院してからが勝負だなと思いました。

また、私は手術だけでしたが、その他の治療を進めている人は、さらにいろいろなことがあるのではないかと思いました。

主治医に痛みしびれについて話した時には、「痛がりさんですね」と言われて、その後なかなか言い出しにくい気持ちになりましたが、元の病院で鎮痛剤をもらう時に「病苦しくてすみません」と言って小さくなって診察室に入りましたら、「病で苦しんでいるのだからそれでいいのですよ」と言われ、ありのままでいいのだとなと思えて、医師の言葉に救われました。

また。相談室の看護師はペインクリニックで相談すると良いのでは?と相談にのってくれました。

 

そして、仕事に復帰した後ですが、色々な鎮痛剤を飲んでいましたが副作用の眠気が不快で、趣味が仕事だったので思うように仕事ができない焦りも出てきました。

ごく初期のがんであることが心苦しく思ったり、痛みに弱い自分が情けなくも感じました。

体験者からは、「気温や気圧に注意だね」とかピアサポーターさんに「辛いね、わかるよ、私も同じだったよ」と寄り添ってもらったことも感謝です。

痛いために体を大事にしていてリハビリが遅れてしまいましたが、理学療法士から「温めて少しづつ動かしていきましょう」と短期目標と長期目標を話し合ってすすめていったことで、緩和ケアをうけているなあと思いました。

 
 

続きます~