ニボルマブに関する要望書

みなさん、こんにちは。



今月中に免疫チェックポイント阻害剤・ニボルマブが保険認可されそうですが、たとえ認可されても使えない、という気配が出てきました。同時に、この薬の登場に当たり、患者自身が考えるべきことも見えてきている気がします。

詳しくはここを見てください。

https://www.haigan.gr.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=99


要点を説明します。



★新薬・ニボルマブが登場する
→過去、夢の新薬と言われてでてきた「イレッサ。」登場したばかりの頃、間質性肺炎の危険性がまだわからず、800名以上の方が亡くなりました。今回のニボルマブ承認・使用に当たり、その教訓を忘れてはならないと考えます。
これは医療者だけでなく、患者も同じと考えます。(この部分については、承認後、必ず詳しく書きたいと思います。)


<医療者向けに声明文(日本肺癌学会)>

副作用としては、免疫の力を高める薬だけに、免疫に関しての副作用が報告されています。従って、医師が副作用とその対策を理解していること。アレルギーまたは膠原病内科・消化器内科などの専門医との協働が可能な施設において行うこと。同時に副作用の説明が患者にきちんとなされること。これらのことが重要です。


<厚生労働大臣宛 抗PD-1抗体ニボルマブ(オプジーボ®)のDPC出来高移行への要望書 特定非営利活動法人日本肺癌学会・全国肺がん患者会連絡会議との連名>

DPCとは、入院患者さん1日当たりの定額の点数をもとに医療費の計算を行う制度です。診療行為ごとの点数をもとに計算する「出来高計算方式」と異なります。がん拠点病院はほぼこのDPCを採用しています。しかし、ニボルマブの投与は、一ヶ月およそ300万円かかります(患者は数万円程度の負担となる。高額療養費にあたるため。)。DPCの計算では、治療費の半分以上を各施設が負担しなければならない計算です。事実上、初回入院の治療が行えなくなる懸念があります。初回治療を各病院が入院で行っても、各施設での負担が少なくなるように、出来高算定での保険請求ができるように要望します。