がんと仕事の両立③ Cさんの場合

&いのちの落語家登場

みなさん こんにちは

 

今週末は実家に帰っていました。

庭に咲いていた桃の花です。

 

この病気を罹患して、自分自身、間違いなく変わったことが一つあります。

 

花を愛でるようになりました(笑)

 

前はあんまり興味なかったですけど、今は立ち止まるかもしれません。

 

理由は何となく思い当たります

みなさんもそうなのかな。

 

 

 

さて

▼次回おしゃべり会4月29日の申し込みが始まりました!

 

いのちの落語家・樋口さんの登場。

 

 

企画を進めている西本さんより、みなさんへのメッセージです。

 

『皆さん、4月29日の樋口強氏の講演会まで1ヶ月をきりました。昨年4月にもワンステップで樋口強講演会を開催して多くの方にご来場頂き「本当に楽しく免疫力アップできた」「明るく前向きに生きようと思えた」等々大好評でした。今回は、訪問看護ステーションの方にもご協力頂き、肺がん患者だけでなく、より幅広い多くの方々に「来てよかった」と思って頂ける講演会をご用意しております。(樋口氏も燃えておられます)是非、樋口氏の講演会をお楽しみにお越し下さい。スタッフ一同、お待ち申し上げています。』

 

 

申し込みはこちら!

 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeZQgskLRIm8E-BnPCsGVrEYNqkxkMIgqGad9N3Fi8KQEtEFw/viewform

▼がんと仕事の両立③ Cさんのお話です。

 


こんにちは。はじめまして、Cと申します。ワンステップに参加して1年ぐらいです。今日は初めての登壇でかなり緊張してますが、よろしくお願いします。


私は主人と豆柴と3人暮らしです。54歳、主婦業で、病気がわかったあともそのまま主婦業を続けています。今から2年5カ月前に、初めて犬を飼いだして、3人暮らしとなりました。2カ月の幼犬だったため、毎日てんてこ舞いの生活を送っていたところ、2017年の8月にがんが発覚しました。肺腺がんのステージ4、EGFR陽性で、すぐにファーストラインでタルセバの治療が始まり、現在1年8カ月経過中です。

今になって考えると、主人と二人暮らしの状態のとき、この病気がわかっていたら、主婦で家に1人でいる時間が多いため、余計なことを考えてしまっていたと思います。だけど、現在も引き続いて、手のかかる幼犬を子育て中であることが、主人も私も気持ちの面でかなりの助けとなっております。こんな完全主婦業の私が受けている治療の中で、今回は主婦業の障害となったタルセバの副作用とのつき合い方に焦点を絞ってお話ししたいと思います。

 


私の内服しているタルセバは、皮膚毒性が強く、皮疹や爪囲炎などが現れるのですが、私は特に、赤切れ、爪割れ、爪囲炎が強く現れています。特に爪囲炎と爪割れは、一番よく使う、手の親指によく現れ、爪がそり返ったり、爪の周りが赤く腫れ上がり飛び跳ねるくらいの痛みも出ます。具体的に言いますと、納豆についているちっちゃいお醤油の袋、あんなちっちゃい袋も開けられないぐらいの状態になります。

料理も洗濯も掃除もすべて水仕事なので、これらの症状とうまくつき合っていく必要があり、いくつか工夫しました。まず予防処置として、キッチン、洗面所、お風呂場などにそれぞれゴム手袋とキッチンバサミを一つずつ用意しました。ゴム手袋は洗剤や水から手を守るため、また、はさみは、細かい指先の作業を行いやすくするためです。使い回すのではなく、その場その場に据え置いて、すぐに必要なときに使えるようにしてます。これらの予防もしつつ、ハンドケアも行ってます。

日々のハンドケアとしては、皆さんもよくハンドクリームを寝る前につけるとか、日中、合間にちょいちょいつけたりされてると思いますが、私はそのほか、爪の手入れがすごく大事だと感じております。爪切りは、伸びてから切るのではなくて、こまめに行って、伸び過ぎにせず、また深爪も避けてます。伸び過ぎると引っかかりやすくなり、割れる原因になってしまいます。また深く切ると、爪囲炎になりやすいです。スライドにある爪コート剤を塗ると比較的、爪が補強されて丈夫になります。

予防しても爪囲炎になってしまったら、迷わず皮膚科受診して、まずは液体窒素による凍結処置をしてもらうことをおすすめします。これは、この処置をすると私の場合、爪囲炎の炎症がかなり抑えられて、痛みも減るし、進行も抑えられます。

 

 

その後、爪囲炎のケアとして大事なのがテーピングです。スライドにあるように、巻き爪用テープを使って、患部の指の太さにカットし、スパイラルにテーピングを行います。これにより炎症、痛みが軽減できます。、テーピング後、軟膏をつけ、その後、大事なポイントが、カットバンで覆わないという点です。指用のネット包帯で保護しています。カットバン取ってしまうと、ジュクジュクするため肉芽の治りがかなり遅くなります。

最後に、内科ドクターにフォローしてほしいということを一つ挙げます。抗がん剤治療中の生活指導は、呼吸器内科外来でも受けられる体制を作って欲しいと思います。入院中、タルセバを開始時に、退院指導を受けているんですが、その時はまだ副作用が表れておらず、イメージがつきにくかったんです。退院してから2、3カ月たった頃に副作用が次々と現れ相談したかったのですが、外来では、主治医にも外来看護師にも、忙しそうで声かけにくかったのをおぼえています。なので、外来の一部に、看護師による常設の生活相談窓口を設けてもらうと、必要なタイミングで相談できて安心です。

私の話につき合っていただきまして、ありがとうございました。