「患者・家族・医療者のコミュニケーション」 ワンステップ代表の場合 その1
まず、自己紹介から
長谷川一男 47歳です。
家族は妻と子供2人、今は高校生になっています。
39歳の時に発病
現在9年目です
ワンステップの紹介をさせて頂きます。
2015年4月に設立しました。
活動地域は東京・神奈川を中心に全国で活動しています。
会員も募集中です。
今現在の会員数は1,050名
活動内容は①居場所・仲間づくり ②患者力アップ! ③アドボカシー
の三つが主体になります。
今日お伝えすることは
治療を振り返って思う事と、コミュニケーションはいつも「自分自身を知るきっかけ」この二つです。
これが治療年表です。
ずっと治療をしていた感じです。
咳がひどくなって入院しましたが、自覚症状はありませんでした。
最初の頃で覚えているのは、告知が1回ではなく、小刻みにきかされました。
どんどん悪くなっていく感じでした。
これが治療年表です。
ずっと治療をしていた感じです。
咳がひどくなって入院しましたが、自覚症状はありませんでした。
最初の頃で覚えているのは、告知が1回ではなく、小刻みにきかされました。
どんどん悪くなっていく感じでした。
そんな時に看護師さんから言われた言葉があります。
「長谷川さん、できないことを数えるのではなくて、できることだけ数えてください。」
魔法の言葉だと思いました。
どんなに苦しく、追い込まれても、できることを探せば必ずある
今もとても大切にしている言葉です。
先生とのコミュニケーションで心に残っているのが
この緑で丸をしたところサードラインの時です
診察日に検査結果を聞いた時に先生は
「薬が効いてますね!良かったですね」と言われました
ところが自分は
「いや。でもすぐに効かなくなりますよね・・・」と、返答しました。
良く病気になっても病人になるなと言われますが、この状態はまさに病人
医師が自分の病状を喜んでくれているのに
感謝しないで吐き捨てるように答えたんですね
反省しました
治療中、あらゆる場面で「そもそも迷うことばかり」
その時の感情で揺さぶられることがあっても、それは人間だからいい。
でも、ずっとそうではいけない。俯瞰してみれば、治療全体は「治らない」ことを根幹に辛いことが押し寄せてくる。
それは知っているわけで、その時その時、最善を尽くしていこうと、この時期のコミュニケーションの中で思ったことです