学会に行こう!プロジェクト⑨

みなさん、こんにちは。

学会体験感想文を書いて、みんなでシェアしちゃおうという「学会へ行こう!プロジェクト。」Y・Mさんが書いてくれました。今回はお金の話です。どうぞ~。


<自己紹介>
3年前に手術をしました。ⅢAでした。化学療法をへて分子標的薬の治験参加中です。

<学会の印象>
会場に着くとすぐに受付をしたのですがあたりは医療関係者(ビジネス)と思われる人ばかりで少し緊張しました。受付をした同フロアーに患者・家族参加の部屋が用意されていました。すでにたくさんの方々が席についていて演目が始まる頃には立ち見もでてかなり盛況でした。

<参加した演題>
2日目の演題 がんと暮らし(お金・仕事) に参加しました。演者は(NPO法人がんと暮らしを考える会)の賢見卓也さんです。参加理由は今後さらに医療の向上により質の高い生活が送れ、また長い時間も持てるかもしれません。それに伴う「医療費の増大」も考えておかなければならないと感じました。

「医療費の増大」は家計のなかに占める医療費のことです。現在、私は夫の加入する健康保険の扶養家族です。昨年の5月末で会社を定年(65才)退職しました。2年間は任意加入できます。ご存じだとおもいますが健保だと高額療養費制度のほかに独自の健保からの給付金還付があります。加入継続は2年間のみですのでその後は市町村の国民健康保険に加入となります。国保は高額療養費制度のみですので国保加入前とくらべると医療費の家計に占める割合は大きくなると考えています。肺癌治療が進化すればするほど経済的にきびしくなる。アメリカでは進行肺癌患者がいる13家族に1家族は家計破たんしているとか・・・

 

そのことに不安を感じたというのが正直なところです。負担はどの程度増えていくのでしょうか?

 

<がん制度ドック>
セミナーの中で紹介されたのは、WEBサービスでがんの「お金」に関する制度が検索できるというものです。

・健康保険に関する制度  ・・・ 国民健康保険税の減免・徴収猶予とか
・公的年金に関する制度
・雇用保険に関する制度  ・・・介護休業給付金支給とか
・職場の制度(ハローワークで手続き) →これ 知っている人少ないそうですよ!!
・障害に関する制度
・民間の制度
・税に関する制度
・慈善活動
・特別な状況
・職業・状況

この制度は賢見卓也さんがさまざまな(保険・年金・福祉・生保・税金)分野の方々と作られたものです。WEBから「検索」するだけで自分の活用できる制度がすぐわかるのはいまの時代に即してて、これからもっと活用できる制度が増えていければいいのにと思っています

実際にやってみました。「チェックリスト」にでてきたのは

・高額療養費制度・限度額適用認定書
・がん保険
・所得税:医療費控除

 

の上記3点でした。いずれも現在活用しているものでした。しかしがんと診断されてまもない人にはきっと役立つと思います。

 

<その他に・・・>
はじめての学会参加でした。ランチのお弁当はかなり上等もので美味しかったです。再来年の横浜開催までに患者・家族が製薬会社主催のプログラムに参加できたらいいですね。そのためにも患者力向上は必須ですね




Y・Mさん、ありがとうございました。

~疑問~

治療費の負担・・・定年で社会保険から国民健康保険へと移行すると、そもそも負担は減るのでしょうか?それとも増えるのでしょうか。この辺は、お金のセミナーがあっても、必ずケースバイケースといわれて、あいまいに終わるところでもあります。定年して、保険が変わると・・・という設定、これ、会社を辞めたとき(解雇など)にも当てはまります。けっこう、知りたいところです。ということで今回、がん相談支援センターに質問をし、実際のところどうなのかを聞いてみたいと思います。返答までもう少々、お待ちくださいませ。


<治験紹介>
今後、紹介していくことにしました。その薬が肺がん治療の中で、どの位置に来るのか?など全体像を俯瞰でき、自分にどう関係するかがわかるような情報をできうるかぎり書いていきます。今回まずはバナーから。