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「患者・家族・医療者のコミュニケーション」 

三宅さん その3

昨年のパールリボンキャラバン2018で講演された記録です。

患者と家族のコミュニケーション 三宅さんのお話です。最終回。

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前回からの続きです。


私にとって安心できるもう一つの場所とは・・・

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私が通院している大阪はびきの医療センターで
看護外来というものができました!!
正確には、以前からあったようですが、週2回しかなかったものが
週4回に増えたため、私も受けることができるようになったのです。
 

 


看護外来とは

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主治医の診察前に体の状態を見てくれたり問診してくれたり
あと、何か不安に思うことや疑問に思うこと、聞いてみたいことなど、何でも話せます。
私が看護師に言った内容で看護師では判断できないことなどは主治医に伝えてくれているので
診察時に主治医から回答がもらえます。



実際、看護外来でどんな話をしているかというと

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アレセンサを飲むタイミングの話なのですが、
最初アレセンサが処方されたときは
食事の1時間前か食後2時間に服用という決まりでした。
同じアレセンサを飲んでるブログ仲間が、食後に飲んでもいいって言われたよ!と
教えてもらったので、早速私も看護外来の時に看護師に確認しました。
 
そうすると、
だんだん食事の影響がないことがわかってきたから、
朝夕時間を決めて、そのあたりで飲んでね!ということでした。
 
私は仕事場の同僚にカミングアウトしていなかったので、いつも10時ごろになるとコソコソ
アレセンサを飲んでいたのですが、この話を聞いてからは、自宅で朝食後に飲んでから
出勤できるようになったので、かなりストレスが減りました。

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抗がん剤治療をしていた時は、治療室に看護師がいてるので
治療中に色んな話ができたのですが、アレセンサに変わってからは
なかなか看護師と話をする機会がありませんでしたが
看護外来ができてからは、先生には話せないようなしょうもない話でも
看護師には話やすいので、何でも話せるし、頼りになるし、不安な気持ちが軽減されました。
 
 
それでは
④つ目のまとめです。

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仲間(つながり)は大事です。私は生きる力だと思っています。
先生・看護師・薬剤師 みなさん親身になってくれます。
不安に思っていること・疑問に思っていることは伝えましょう。
医療者にも、そして大事な家族ににも話をして気持ちを伝えないとわかってもらえませんよね?
何でも伝えましょう。
がんになってしまったものは仕方がない!
泣いていたころの自分と比べると、今の方が絶対楽しいです。
同じ1日だったら笑って過ごす方がいいですよね~
これからも前向きに笑顔で、みなさん一緒に人生を楽しみましょう。
 
 
読んでくださりありがとうございました。

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