AYA世代座談会③

みなさんこんにちは。
AYA世代座談会の続きです。今回が最終回です。「らしさ」がとても出ています笑



―――今気になってることはなんですか?



B君  俺は仕事っすね。


―――じゃあ詳しく話してくれる?。


B君  はい。あれ・・・まとめて話せない(笑)。


C君  先言おうか、俺。


B君  うん。


一同  (笑)


C君  
悲しいこととかだと、せっかくワンステップのおしゃべり会に行って、同じ肺がんの方とお会いしても30代だと「かわいそうだね」って言われます。その方は悪気があるわけではなくて本当に同情されて言ってるんでしょうけど、「かわいそうだね」って言われるのは傷つくと言ってる方が非常に多いです。

 なので、ご年配のがんの方にお願いしたいのは、「かわいそうだね」はAYA世代の人にとっては傷つける言葉になり得るので、一緒に頑張りましょうとか、何かあったら相談してくださいとか、にしていただきたい。

 逆にそこは年齢を重ねて経験豊かな方々のリーダーシップ取るような感じの発言にしていただいたほうが、AYA世代の人たちにしても仲間に加わりやすいと思います。

 患者会に行ってもお年寄りの方が多くて自分たちの意見が聞きづらいと言ってる方は、肺がん以外でもAYA世代全体の中でも多い意見だと思います。




Aさん  
難しいこと言うな。(笑)。



一同  (笑)



Aさん  
私、超個人的なことになっちゃうよ。


B君  
すげえ、俺も思った。そんなすごいこと言えないなと(笑)。



C君  
ここら辺、記事にできるかなと思って・・・・(笑)



Aさん  
じゃあそこはもうC君の言葉を代表として入れといて。



B君  
個人のことで精いっぱいで、



Aさん  
個人的だもん。(笑)。



―――確かに、かわいそうに見られるのはつらい。。。



Aさん  
だってもう2人に1人がなるんだから年齢関係ないじゃないですか、と思うんですよ。(笑)。なっちゃったらしょうがないと思ってる。(笑)。



C君  
そうですね。がん患者になって罹患時期が長い方だと何でも聞いてくださいとか、頼れる存在になっていただければいいんだろうなとは思いますけど、何か哀れそうな目で見られるとか、例えば結婚もまだなのにとか、お子さんいるの?とか、何気に聞いてるんでしょうけど、人によっては根掘り葉掘り聞いてくる人もいましたし、それは多分結婚してない人にとっては苦痛でしかないでしょうし、例えば婦人科系のがんになってる方だとしたら、もう、


Aさん  
絶望的ですね。


C君  
絶望的なこと言われてるようなことになるんでしょうし、そういう患者としてのレベルも上げていきたいなと、というかそういう認識も欲しいなとは思いますけど。



Aさん  
やばい。患者的なレベルは私たち低いよ。(笑)。



―――じゃあ、このへんは順番逆にしとくから。社会的な発信は最後に構成するよ(※このままの方が、らしくていいので、このままにしました笑)



Aさん
 個人的なだと、やっぱ私は結婚、妊娠とかですよね。薬飲んでる間はできない、作れない。薬をやめたとしても、脳を手術したときに2週間休薬して脳転移が増えたっていう事情があるので、これはもう無理だなと思って、まあ子どもは望めないかな。あと普通に恋愛はしたいですよねっていうことかな。個人的な意見です。(笑)。



一同  (笑)



Aさん  結婚してえ(笑)。



B君  
結婚ね。結婚とかは考えてないっすね、何かもうこのままいくのかなみたいな。恋愛は何か相談とかするけどね。(笑)。



Aさん  
もうめっちゃされた。



一同 (笑)



―――相談の内容、ちょっとお願いします。


B君  
いや(笑)。


Aさん  (笑)



B君  
仕事を一回復帰したときに、無理したかどうかわかんないっすけど、健忘になっちゃって。



―――健忘?



B君  
一時的に忘れちゃうんです、記憶を。次の日には治って、それからしばらくはなかったんですけど、だんだん体力もついてきて、仕事も任されるようになってきて、やっぱ断われない、仕事を任されてうれしい反面、誘ってくれたから頑張んなきゃなとか思って。けど、どこまでが無理なのかっていう線引きがわからないですね。



―――自分の仕事のペースがいったいどこなのか。



B君  
はい。その健忘が2回あったんですよ、最初の頃に。



―――イリノテカンやってる頃?


B君  
いや(笑)


―――じゃあオプジーボの頃?


B君  
オプジーボの頃。それが何でなったのか、またなるのか不安があって。あとは正社員になって働けるのかなとか、そういう不安が。



Aさん  
私はもともとパートだったんですよ、なる前から。でも朝6時から夕方5時までを週5で働いてたので、多分疲れたとかのストレスでなったのかなっと自分では思ってて。あと父がたばこを吸ってて、蛍族だったとしても受動喫煙を小さいときからしてたっていうのも一原因なのかなと思ってますね。仕事は今、週3で1日3時間なんですけど、もうちょっといけるかなと私は思ってて。でもお店のシフトの状態があるので。



―――こちらの都合だけで決まらないですもんね。



Aさん  
 そう。で、あとやっぱ店長さんが世代的に母親の世代の方なのですごい心配してくれて、あんま働かなくていいよっていう感じなんですよ(笑)。でも私もちょっと稼ぎたい気持ちもあって、だけど無理して倒れても困るからって、そこの引き際がちょっと今難しいかなって思いますね。

 まあ正社員はいっかな。もう正社員の職を離れて結構たってるので、正社員になるのも今さらちょっときついかなっていうのはあるので。仕事的には今は楽しくやってる感じです、私は。



―――最後の質問にいきます。とりあえず大切にしていること、これからのことについて教えてください。



Aさん  
AYAの仲間は増やしていきたいかな。それの仲間のつながり、きずなはずっと大切に持ってたいなとは思います。仲間になりましょうって言っても返事がない人もいました。でも、仲間になれた限りはそのきずなを強めて、それを切らないようにはしたいなとは思うな。だから友達、仲間としてでもいいし、友達としてずっとつながってたいなとは思います。



B君  
 今すごい楽しいんですよね。仕事もそこそこできて、好きな卓球とかジムとかいって楽しんだり、がん活動をやって、もちろんLINEとかでみんなと話すのが楽しいですし、それがずっと維持じゃないけど、もっと高まっていけばもっと楽しいだろうなって、そういうのを目指すっちゅうか、なってけばいいなって思いますね。



Aさん  
さあC君トリをどうぞ。いいこと言うんでしょ?残しといたよ。(笑)。



一同 (笑)



C君  
 体調も心の面もいいときも悪いときもあるけど、悪いときはどっちかというとネガティブなことばっかり思っちゃうけど、でも感謝する気持ちは忘れずに最後まで持ち続けたいなと思います。

 医療費高いと、お金がとか言ってるけど、ほぼ自費でまかなわなきゃいけないとか、お金がなくて標準治療のお薬すら使えない国に住んでる方もいるとか思うと標準治療受けられる国にいるっていうこと自体が実は幸せなんだろうなとか、それだけじゃなくて看護師さんとか薬剤師さんとか相談してくれる人とか周りの人とか、普通に生活してると当たり前と思ってしまうことが実は幸せだということを思ってると、この病気になっても幸せな気持ちは持ち続けられるかなと思います。

・・・・・・・おしまい。


一同 (笑)



※この座談会は、樋口宗孝がん研究基金の寄付によって制作いたしました

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