ASCO2019 訪問記!その2 & 広告開始

みなさんこんにちは

 

まずは広告の開始のお知らせです

https://oncolo.jp/ct/lungcancer02/ 

 

 

詳しいことは、後藤先生のインタビューが載っています。ご興味あれば、リンクからどうぞ

さてさて、ASCOです。

 

Zさんの訪問記 続きです~

さてAnnual Meetingでは先生方が論文を発表する方法として大きく分けると二通りあるようです。


 1つ目はポスター発表(Poster Session)です。

ポスターセッション会場となる広大なホール内で、論文を大きなポスターに印刷してそれを指定された壁に貼り付けて、観客=ポスターを見に来る側(お医者様だけでなく製薬会社の方など)に自由に読んでもらいます。執筆者である先生方はポスター前で待機されていらっしゃるので、観客は直に執筆者と意見交換をすることが可能です


ポスターセッションで発表される論文が膨大な数にのぼるので、癌腫・テーマに分けて日時を限定して掲示していました。「ポスターセッションが行われるA会場の○日の午前中は肺がん・△△がんをテーマした論文を掲示します。論文の題名と執筆者、その掲示場所は以下の通りです……」などと受付でもらった冊子に書かれているのですが、ポスターセッション会場が広すぎて、お目当ての論文を探すのに一苦労しました。

2つ目は口頭発表(Oral Session)です。口頭発表は、Annual Meeting 会場内に幾つも用意されている巨大な発表ホールで行われます。発表ホールには、最前列に登壇者用のブース、発表後の質疑応答で聴衆が使うマイクが多数、数千にものぼる観衆用のイス(恐らく5000席程)とと巨大なスクリーンがいくつも設置されていました。

ポスターセッションと同様に口頭発表も、例えば○日のBホールの朝の部は肺がん、お昼の部は□□ガンといった具合に、それぞれの癌腫・テーマに沿って発表日と時間帯が決められています。各発表の部ごとに5~8名程の先生方が口頭発表、その後質疑応答がなされます。口頭発表される先生方は英語のスライドを使って発表されます。先生方が説明されるスライドは、会場内の巨大なスクリーンに映されます。また、ASCOのアプリを利用すると個人のスマホやiPadでも、同じスライドを見ることができました。

私達ガン患者が興味を沸くと思われる内容は、すでに他のガン情報専門のサイトでわかりやすく掲載されていると思います。専門的な情報をご覧になりたい方はそちらを検索していただきますよう、お願いいたします。



お医者様方の論文発表の場であることがASCOのメインイベントだと思いますが、ガン患者にも参加の機会が与えられています。世界中からお越しの方々の論文発表なので、日本人である私にすぐ使えるような情報を得たというより、世界各国のガン治療のことを知ることができて、よかったと思います。そして、日本に住んでいることが、恵まれた環境であるのだと改めて思い出しました。保険適用で高額な抗ガン剤治療を受けることができる。検査の順番待ちで何ヶ月も待たなければならない地域もあるのに、日本では衛生面でも環境がよく、彼らの地域よりもスピーディーに検査や治療を受けることできる。普段、何気なく病院で受けていること一つ一つが、世界的な視点で見ると、日本は恵まれているのだと思います。

 

 


肺がん分野における論文発表で多いなと感じた内容は、分子標的薬が使われるようになって年月が経ってきたEGFRやALK関連のものです。将来は標準治療の仲間に加わってほしいなと期待してしまう、上記以外の遺伝子変異に関する発表、小細胞肺がんなどの発表もありました。癌腫が変わりますが、乳がんにおけるHER2の研究発表もありました。これが肺がんに応用され肺がんの標準治療に加わることを待ち望んでいる方もいるかもしれません。他にも希少がんと呼ばれる、がんに罹患し治療薬の進展がなかなか進まず、気をもんでいる患者さんもいるかと思います。Annual Meeting では、ありとあらゆるガンに関して研究成果を発表していました。私達ガン患者としては、諦めずに各々が罹患しているガンでの治験開始から標準治療として認可されることを待ち望んでいます。その声に応えるべく、世界中の医療関係の方々が日々努力され、その成果を発表されている姿をこの目で見ることができました。心身共に疲れたとき、ASCO2019 Annual Meetingで見た光景を思い出して、頑張っていきたいと思います。

 

 

 

おわり

▼おまけ・ASCOの参加方法をまとめてくれました!

 

 

【ASCO 参加方法】 

・ASCO の Web サイトから「Patient として参加する」を選んで仮登録 ・ASCO 事務局からメールが送られてくる。CV(履歴書)をメールに添付して返信するよ う求められる
・CV を提出 ・ASCO から Patient として参加許可がおりる。識別 ID をもらう ・ID を使って Web サイトで Patient として参加するための本登録&参加費を支払う ・ASCO 会場で身につける名札(Badge)の表示確認メールが届くので、確認&返信 ・ASCO 会場の受付で提出するバーコードが送られてくる

 

 

 

 

【航空券と ESTA、ホテルの手配】 

・開催期間中のシカゴ・オヘア空港への直行便は値段が高くなる 経由便も検討する アメリカ他都市行きのチケットと、シカゴ-他都市間のチケットを別々に購入した方がお 得な場合もある ・開催期間中のシカゴ中心街のホテルはとても高い 郊外で駅から近いホテルも検討する 複数の Web サイトで検索。連泊にすると割引になるサイトもある。 空港ホテルも検討

 

 

 

 

【交通機関】 

・電車 Cta が便利。ASCO 会場からのタクシー利用は、順番待ちで時間がかかる
・空港には Bule ライン。ASCO 会場へは Green ラインを使う。 中心街の Loop と呼ばれる環状部分がある。これに慣れると乗換えがスムーズになる。 1 日乗り放題チケット:10 ドル、3日乗り放題チケット:20 ドル チケットはカードサイズの厚紙。改札口で Suica と同じようにタッチして通過。 下車時はチケットをタッチせずに出る
 
・McCormick Place への行き方
オヘア空港から cta ブルーラインで Clark/Lake 駅へ。 Green Line に乗り換えて、Cermak- McCormick Place 下車。乗り換え含めて1時間強。 Cermak- McCormick Place 駅から東へ 15 分弱で ASCO 会場 McCormick Place に到着 ・Cermak- McCormick Place 駅から西へ 10 分弱でチャイナタウンがある。 チャイナタウン入り口に Red Line の Cermak-Chinatown 駅がある Jackson 駅か Washington 駅で乗換えてオヘア空港に戻れる

 

 

 

 

【食事】 

・ASCO 会場内: 各所で軽食を売っている バーガー類とドリンクで、10-15 ドル メイン会場内にマクドナルドとパスタ系?の店がある
Patient Advocate ラウンジでも昼飯時は軽食がでる(それ以外の時間はドリンクのみ) 昼飯時はどこも大混雑
 
・ASCO 会場外: 有名なものとして、通称シカゴピザ:Deep Dish という分厚いケーキみたいなピザ 一人用は、Indv.インディビジュアル(Individual)を注文
会場-Cermak- McCormick Place 駅の間に、ファストフード店、ピザ店、Subway がある チャイナタウンまで ASCO 会場から徒歩 25 分程度

 

 

 

 

【観光要素】

あまりない ・メジャーリーグ球団2つ ・Willis Tower:全米 2 位の高さ ・ミシガン湖:ASCO 会場から見渡せる ・シェッド水族館、シカゴ美術館

 

 

 

 

【ASCO】 

・Registration で参加証を受取る 本登録&Badge 確認後に送られてくるバーコードとパスポート提示
記念に ASCO トートバッグを貰える ・ポスターセッションと企業ブースは同じ建物内 口頭 Oral セッション会場は複数の建物に分かれている 移動に 5~10 分かかる ・スライドの写真撮影 OK 恐らく Oral 発表中のみ、ASCO アプリでスライドをダウンロード可能 ・Patient Advocate ラウンジ:名札を見せたら入れる ソフトドリンク有 ・食事は混雑時を避けてとった方がよい